日本歴史地名大系 「小天村」の解説 小天村おあまむら 熊本県:玉名郡天水町小天村[現在地名]天水町小天東に三(さん)ノ岳(六八一・三メートル)、南東に二(に)ノ岳(六八五・四メートル)があり、西境を唐人(とうじん)川が流れる。北は立花(たちばな)村・尾田(おた)村など、南は白浜(しらはま)村・野出(のいで)村(現飽託郡河内町)と接する。天正一六年(一五八八)三月二〇日の浅野長吉判物写(牛島文書)に山之上三名字衆の田尻左右衛門の所領に「小天 三段」があり、忠義の衆として検地から除かれている。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳には「山北之内小天村」とあり、田四町三反余・畠屋敷五六町五反一畝余・屋敷筆数九、分米一五九石四斗余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by