デジタル大辞泉
「小定考」の意味・読み・例文・類語
こ‐こうじょう〔‐カウヂヤウ〕【小▽定▽考/小考定】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こ‐こうじょう‥カウヂャウ【小定考・小考定】
- 〘 名詞 〙 ( 「こうじょう」は本来「定考(じょうこう)」であるが、「上皇」と音が通じるのを避け、倒置して読むのを通例とする ) 平安時代、定考(こうじょう)の翌日に、大弁以下の人々が東庁に集まって、史生(ししょう)、官掌(かじょう)、使部などの官職を定める行事。〔西宮記(969頃)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の小定考の言及
【定考】より
…この考選文は10月1日式部省に下されるが,その951年(天暦5)の実例が《政事要略》に収められている。また定考の翌日,太政官の番上官(当番勤務)の勤務成績を考査上申する儀があり,これを〈小定考(ここうじよう)〉といった。定考は2月11日の[列見](れつけん)とともに,官中の二大行事とされ,その際の饗饌と禄物は太政官厨家が弁備したが,平安末期には,近江国細江保が列見定考料所に充てられた。…
※「小定考」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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