小宛村(読み)おあてむら

日本歴史地名大系 「小宛村」の解説

小宛村
おあてむら

[現在地名]緒方町小宛 上小宛かみおあて下小宛しもおあて

多羅原たらわら村の南東にある。緒方川支流川入かわいり川がほぼ東へ流れる。室町後期とみられる年未詳七月二日付の能章知行預ケ状(奥嶽文書)に「小河名之内下おあて」とみえ、「ふる畑」など二ヵ所とともに工藤越前守に知行が預けられている。同じ頃とみられる年未詳一一月一日付の能章知行預ケ状(同文書)では下おあてなど二ヵ所の知行が同じく工藤越前守に預けられている。正保郷帳では小宛村とあり、田高一六三石余・畑高一〇四石余。緒方郷に属した。旧高旧領取調帳では高二六一石余。安永七年(一七七八)には小宛組に属し、同組大庄屋仲右衛門の役宅があった(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)。岡藩小制札場が設置されていた(岡藩御覧帳細注)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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