20世紀日本人名事典 「小宮康助」の解説 小宮 康助コミヤ コウスケ 昭和期の染織家 生年明治15(1882)年9月9日 没年昭和36(1961)年3月23日 出生地東京府南葛飾郡 本名小宮 定吉 学歴〔年〕柳島小〔明治27年〕中退 経歴12歳の時、浅草の江戸小紋の職人に弟子入り、明治40年に独立。小紋の型付けに優れた技術を持ち、色があせない化学染料を使うなど、その技術改良にも尽力した。関東大震災で焼け出されたが、水質が適している東京中川河畔に仕事場を再興。昭和30年重要無形文化財の保持者に認定された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小宮康助」の解説 小宮康助 こみや-こうすけ 1882-1961 明治-昭和時代の染色家。明治15年9月9日生まれ。浅野茂十郎に小紋の型染をまなぶ。のち化学染料をつかい,伝統的な小紋染におとらない型染を開発した。昭和30年江戸小紋で人間国宝に認定された。昭和36年3月23日死去。78歳。東京出身。本名は定吉。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by