デジタル大辞泉 「小家勝ち」の意味・読み・例文・類語 こいえ‐がち〔こいへ‐〕【小家勝ち】 [名・形動]小さな家がたくさん建て込んでいるさま。「堀の幅の狭くなるにつれて次第に貧気まずしげな―になって」〈荷風・濹東綺譚〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「小家勝ち」の意味・読み・例文・類語 こいえ‐がちこいへ‥【小家勝】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「がち」は接尾語 ) 小さい家が多く立て込んでいること。また、そのさま。[初出の実例]「げにいとこいゑがちに、むつかしげなるわたりの」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)「小家(コイヘ)かちなる世帯をみれば」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例