小家勝ち(読み)コイエガチ

デジタル大辞泉 「小家勝ち」の意味・読み・例文・類語

こいえ‐がち〔こいへ‐〕【小家勝ち】

[名・形動]小さな家がたくさん建て込んでいるさま。
「堀の幅の狭くなるにつれて次第に貧気まずしげな―になって」〈荷風濹東綺譚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小家勝ち」の意味・読み・例文・類語

こいえ‐がちこいへ‥【小家勝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「がち」は接尾語 ) 小さい家が多く立て込んでいること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「げにいとこいゑがちに、むつかしげなるわたりの」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
    2. 「小家(コイヘ)かちなる世帯をみれば」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む