日本歴史地名大系 「小山用水」の解説 小山用水おやまようすい 栃木県:小山市小山用水下都賀(しもつが)郡国分寺町箕輪(みのわ)の取水口から同郡野木(のぎ)町南赤塚(みなみあかつか)までの全長約二三キロの用水路。大正七年(一九一八)一二月、小山町外三か村(国分寺・桑・大谷)耕地整理組合が発足、翌年間々田(ままだ)・野木(のぎ)の二ヵ村が加入し、小山町外五か村耕地整理組合と改称した。不安定な天水に依存する思(おもい)川東部地区の耕地に、水量を確保する水利設備の建設を目的とし、耕地整理事業は最終的に一四区二一工事区に広がり、総面積二千一六三町余であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報