日本歴史地名大系 「小山野村」の解説 小山野村こやまのむら 千葉県:君津市旧周淮郡地区小山野村[現在地名]君津市小山野大山野(おおやまの)村の西、郡(こおり)村の東に位置する。天正二〇年(一五九二)検地があった(「周西郡小山野村検地帳」君津市役所保管文書)。元禄郷帳では高五〇七石余。寛永一〇年(一六三三)から旗本大久保氏が入り(「寛政重修諸家譜」など)、幕末まで大久保領(旧高旧領取調帳など)。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では家数五〇。真言宗豊山派禅定(ぜんじよう)院・東福(とうふく)院がある。浄土宗西了(さいりよう)寺は源信の作と伝える阿弥陀如来を本尊とする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by