日本歴史地名大系 「小岩戸村」の解説 小岩戸村こいわとむら 茨城県:東茨城郡美野里町小岩戸村[現在地名]美野里町小岩戸巴(ともえ)川の左岸に位置し、西南は川を隔てて堅倉(かたくら)村。塔(とう)ヶ塚(づか)古墳群・中峯(なかみね)古墳・鹿久保(しかくぼ)古墳など古墳が多い。古くは白川(しらかわ)郷に属し、中世小鶴(こづる)庄に入る。のち佐竹氏の支配下となり、慶長七年(一六〇二)秋田氏領となったことを示す御知行之覚(秋田家文書)に小岩戸村八七三・九石とある。正保二年(一六四五)天領、元禄一三年(一七〇〇)旗本酒井外記ら四人の知行地となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by