小島崎(読み)こじまがさき

精選版 日本国語大辞典 「小島崎」の意味・読み・例文・類語

こじま‐が‐さき【小島崎】

  1. 京都府宇治市、宇治川にかかる宇治橋下流州崎。寿永三年(一一八四佐々木高綱梶原景季が先陣争いをして、宇治川を横断したところ。
    1. [初出の実例]「五百余騎ひしひしとくつばみをならぶるところに、平等院の丑寅、橘の小嶋が崎より武者二騎ひっかけひっかけ」(出典:平家物語(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android