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梶原景季 かじわらかげすえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

梶原景季
かじわらかげすえ

[生]応保2(1162)
[没]正治2(1200).1.20. 駿河,狐崎
鎌倉時代初期の相模国の武士。景時の子。寿永3=元暦1 (1184) 年源義仲追討の宇治川の戦いで,佐々木高綱との先陣争いは有名。正治1 (1199) 年,父景時が三浦義村ら有力御家人と対立したとき,ともに追放され,翌年上洛の途中討手のため戦死。

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百科事典マイペディアの解説

梶原景季【かじわらかげすえ】

鎌倉初期の武将。景時の子。父とともに源頼朝に従い,源義仲追討の際宇治川の戦で,佐々木高綱(たかつな)と先陣を争う。また平氏追討の戦いでも名をあげた。1199年父とともに鎌倉を追放され,翌年駿河で敗死。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

梶原景季 かじわら-かげすえ

1162-1200 平安後期-鎌倉時代の武将。
応保2年生まれ。梶原景時の長男。源頼朝につかえ,源義仲追討の宇治川の戦い佐々木高綱と先陣をあらそう。平氏との生田の森の戦いでも奮戦。のち頼朝の命で京都で源義経の動きをさぐる。幕府に謀反をくわだてた父と京都にむかう途中,正治2年1月20日駿河(するが)(静岡県)狐崎(きつねがさき)で討たれた。39歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。通称は源太。

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朝日日本歴史人物事典の解説

梶原景季

没年:正治2.1.20(1200.2.6)
生年:応保2(1162)
鎌倉前期の武将。景時の子。源頼朝に属し,元暦1(1184)年の宇治川の戦で佐々木高綱と先陣争いをするなど,源義仲追討や平家追討で戦功を重ねる。正治2(1200)年,謀反を企てた父と共に駿河国(静岡県)にて敗死。

(三田武繁)

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大辞林 第三版の解説

かじわらかげすえ【梶原景季】

1162~1200) 鎌倉初期の武将。景時の子。通称源太。宇治川の戦いで名馬磨墨するすみを駆って佐々木高綱と先陣を競った。また、生田の森の合戦では箙えびらに梅の枝を差して戦った。父とともに駿河狐崎で戦死。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

梶原景季
かじわらかげすえ
(1162―1200)

鎌倉初期の武将。景時(かげとき)の嫡長子。通称は源太(げんた)。父とともに早くから源頼朝(よりとも)に仕え、1181年(養和1)には、その寝所の宿直(とのい)を命じられるほどの信任を得た。84年(元暦1)宇治川(うじがわ)の戦いには、頼朝から与えられた名馬磨墨(するすみ)に乗り、佐々木高綱(たかつな)と先陣を争ったといわれ、続く平氏追討戦では生田森(いくたのもり)(神戸市中央区)に奮戦した。85年(文治1)4月、頼朝に無断で左衛門尉(さえもんのじょう)に任官したとして帰東を禁止されたが、まもなく許されたとみえ、9月には源義経(よしつね)への使者として鎌倉より上洛(じょうらく)している。89年奥州征伐に従軍、翌年頼朝の上洛に随行した。のち、幕府を追われた父に従って西上の途中、正治(しょうじ)2年正月20日、駿河(するが)国狐崎(きつねがさき)(静岡市)で追っ手と交戦、討ち死にした。行年39。騎射、和歌に優れた。[杉橋隆夫]

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世界大百科事典内の梶原景季の言及

【宇治川の戦】より

…義仲方では,志太義広を宇治方面に派遣して義経軍の入京を防ごうとしたが失敗,瀬田も破られ,義仲は京都から敗走の途中,近江の粟津で戦死した。このとき義経麾下(きか)の梶原景季と佐々木高綱が,乗馬のまま渡河し競ったという〈宇治川先陣争い〉の話は《平家物語》の有名な一節で,平曲《宇治川》にも語られている。なお,以仁王(もちひとおう)挙兵,承久の乱のおりの宇治川合戦も,元暦の戦についで名高い。…

※「梶原景季」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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