小幡三四郎(読み)おばた さんしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小幡三四郎」の解説

小幡三四郎 おばた-さんしろう

?-? 江戸時代中期の侠客(きょうかく)。
幕臣だが,明和(1764-72)のころ江戸で仲間とともに下谷組を組織し親分となる。本所組の太田源蔵決闘をもとめるが,相手度胸にほれて謝罪してやめた。のちに事件をおこし遠島となったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android