小平高砂遺跡(読み)おびらたかさごいせき

日本歴史地名大系 「小平高砂遺跡」の解説

小平高砂遺跡
おびらたかさごいせき

[現在地名]留萌郡小平町字小平町

小平蘂おびらしべ川右岸、標高五―七メートルの河岸段丘上に位置する擦文時代中期から後期の集落跡。昭和五五年(一九八〇)から同五七年にかけて河川改修や農地造成に伴う発掘調査が行われ、竪穴住居跡二〇九軒・土坑五基・焼土一ヵ所が検出された。竪穴住居跡は出土した土器から五期に分けられ、時期が下るにつれて下流部から上流部に居住が移っていったと推定される。集落の存続時期は九世紀末から一一世紀とされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む