小庄(読み)おさばのしよう

日本歴史地名大系 「小庄」の解説


おさばのしよう

近世の小鯖村一帯、旧佐波さば(現防府市)に接して位置する荘園で、立荘の経緯は明らかではないが、正応元年(一二八八)一一月二一日付の鶴岡八幡宮文書に、「近江国報恩寺半分地頭職、并周防国小鯖庄半分預所職、伊予国斎院勅旨田」を「長日不断本地供料所武蔵国鹿嶋田郷替」として鎌倉将軍家より鶴岡つるがおか八幡宮に寄進する旨あり、同じく正応六年七月二九日付関東下知状(鶴岡八幡宮文書)には「周防国小鯖庄壱方預所職」は「鶴岳八幡宮座不冷本地供養」の料所であることが記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む