日本歴史地名大系 「小斎村」の解説 小斎村こさいむら 宮城県:伊具郡丸森町小斎村[現在地名]丸森町小斎金山(かねやま)本郷の北東部、阿武隈川が北に曲折するその右岸一帯。西は同川対岸に舘山(たてやま)村、北は島田(しまだ)村(現角田市)、東は小斎峠を越え坂本(さかもと)本郷(現亘理郡山元町)に至る。天文七年(一五三八)の段銭古帳の伊具庄のうちに「十七貫二百八十文 こさい」とある。天文の乱後も伊達氏領であったが、永禄八年(一五六五)五月上旬の相馬盛胤の出陣により攻略され、元亀元年(一五七〇)にはその家臣佐藤宮内が小斎城代となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by