コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

小斎 しょうさいabstinentia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小斎
しょうさい
abstinentia

贖罪の行為の一つで,ある種の食物の摂取を禁じること。この種の行為はさまざまな民族の間に種々の理由と様式で行われてきたが,特に小斎と呼ばれるのはキリスト教の場合で,キリストの苦難を信者が記念し,その犠牲にあずかるために行われる。現代のカトリックの慣行では,小斎には鳥獣の肉を食べることが禁じられる。伝統的に毎金曜日が小斎日とされてきたが,日本では現在掟としては灰の水曜日と聖金曜日の2日のみとなった。この両日には大斎も義務となっている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

しょう‐さい〔セウ‐〕【小斎】

少量の食事。
カトリック教会で、キリストの苦難をしのぶために定めた、肉食をしない日。日本では、毎金曜日、灰の水曜日。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

しょうさい【小斎】

カトリック教会で、キリストの苦難を思い起こすために、日を定めて、鳥獣の肉を断つこと。 ↔ 大斎たいさい

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の小斎の言及

【断食】より

…またアッシジのフランチェスコがアルベルナ山に入ってから断食と祈りの生活に没頭し,自分の手足とわき腹にキリストの聖痕を得たことはよく知られている。カトリックでは斎日Fastというのがあって,大斎とか小斎という。これはイエス・キリストの断食修行の苦難を追体験するためのものであって,聖金曜日とか降誕祭の前日などに行われる。…

※「小斎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

小斎の関連キーワード式子内親王(しょくしないしんのう)四季大斎日・四季大斎週間[各個指定]工芸技術部門竹工芸(ちっこうげい)細川ガラシア丸森(町)旧閑谷学校蓼科温泉郷田能村小篁山本松谷聖週間丸森町

今日のキーワード

アウフヘーベン

ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

小斎の関連情報