日本歴史地名大系 「小木原村」の解説 小木原村こぎはらむら 鹿児島県:大口市小木原村[現在地名]大口市小木原牛尾(うしお)村の西にある。大口郷の北端に位置し、北は十曾(じゆうそ)山の山脈を境に肥後球磨(くま)郡西裏(にしうら)村(現熊本県人吉市)・同球磨村(現同県球磨村)。東方には日勝(ひかち)山や十曾池があり、西側を羽月(はつき)川が南東へ流れる。北西部を流れる十曾川は十曾山より南西へ流れて羽月川へ合流する。南東大田(おおた)村の境から西の山野(やまの)郷山野村にかけて藩道大口筋が通り、道沿いに小さな集落が開ける。永禄一三年(一五七〇)二月吉日の島津氏老臣連署坪付(旧記雑録)によれば、牛屎(うしくそ)院内の浮免である小木原名内門田門内宮の脇の二反など計九反が、内田主馬首殿に宛行われている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by