小村落(読み)しょうそんらく(その他表記)hamlet

翻訳|hamlet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小村落」の意味・わかりやすい解説

小村落
しょうそんらく
hamlet

疎村ともいう。個々の村落を構成する民家が3~5戸ぐらいで,それがかなりの間隔に分散して一つの村落を形成するもの。南ドイツの森林地帯やフランスのアルザス=ロレーヌ地方などに分布する。日本ではおもに火山の斜面や高原や盆地などに分布するものが多い。特に群馬県の赤城山の南斜面から裾野にかけて分布する農業村落はその典型。小川琢治はこの地方の小村落に対して,「孤立荘宅より叢集 (集合) 村落に転化する漸移型を示す一種の散布村落」とし,辻村太郎は,「洪涵地 (河川の氾濫が多いところ) における模式的な集落」としている。

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