…明治末年の宮家をあげれば,伏見,有栖川,閑院,山階,小松,華頂(かちよう),北白川,梨本,久邇,東伏見,竹田,賀陽(かや),朝香,東久邇の14宮家を数える。これらの宮家も,大正年間に有栖川宮,小松宮,華頂宮が継嗣を欠いて廃絶し,次いで1947年に至り,他の11宮家も当主以下が皇籍を離脱したために宮家の歴史を閉じた。
[現在の宮家]
(1)秩父宮 大正天皇の第2皇子雍仁(やすひと)親王が1922年に創立した宮家。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」