20世紀日本人名事典 「小松芳喬」の解説
小松 芳喬
コマツ ヨシタカ
昭和・平成期の経済史学者 早稲田大学名誉教授。
- 生年
- 明治39(1906)年4月1日
- 没年
- 平成12(2000)年2月7日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 早稲田大学政経学部〔昭和3年〕卒
- 学位〔年〕
- 経済学博士〔昭和35年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 勲三等旭日中綬章〔昭和53年〕,日経経済図書文化賞(第23回)〔昭和55年〕「産業革命期の企業者像」,交通図書賞(奨励賞 第20回)〔平成7年〕「鉄道時刻表事始め」
- 経歴
- 昭和9年早稲田大学講師、14年助教授を経て、17年教授。大学院経済学研究科委員長、第一政治経済学部長を歴任。51年名誉教授。近世初期や産業革命期のイギリス社会経済史の研究で知られ、イギリス学界の成果の導入につとめた。著書に「封建英国とその崩壊過程」「英国産業革命史」「鉄道時刻表事始め」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報