小殿原(読み)ことのばら

精選版 日本国語大辞典 「小殿原」の意味・読み・例文・類語

こ‐とのばら【小殿原】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ばら」は接尾語。「原」はあて字 )
  2. 若い殿たち。若い武士たち。わかとのばら。
    1. [初出の実例]「小殿原に孟玖と云者が有たが」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)一)
  3. 干した小鰯(こいわし)をいう女房詞。ごまめ。《 季語新年 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「臆せずも海老(えび)に並ぶや小殿原〈一箕〉」(出典:俳諧・新類題発句集(1793)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む