デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小河吉三郎」の解説 小河吉三郎 おがわ-きちさぶろう 1837-1863 幕末の武士。天保(てんぽう)8年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。万延元年林忠左衛門らと江戸の鹿児島藩邸で攘夷(じょうい)の実行をうったえたが,水戸に送還されて禁固処分となる。釈放後京都で同志とまじわる。沢宣嘉の挙兵(生野の変)にくわわり,文久3年10月14日戦死。27歳。変名は大川藤蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例