小深山菫(読み)こみやますみれ

精選版 日本国語大辞典 「小深山菫」の意味・読み・例文・類語

こ‐みやますみれ【小深山菫】

  1. 〘 名詞 〙 スミレ科の多年草。関東以西の山地樹陰に生える。高さ五~一〇センチメートル、根から不定芽を出して繁殖する。葉は柄をもち根生、葉身は楕円状卵形でしばしば白い斑点があり、裏面紅紫色を帯びることが多く、先はとがり基部は心臓形で縁に鋸歯(きょし)がある。四~五月、葉間から花茎を出し、頂に径約一・三センチメートルの白い花を横向きにつける。花弁は五枚でややねじれ下部は袋状、唇弁には紫色の線がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む