小生瀬村(読み)こなませむら

日本歴史地名大系 「小生瀬村」の解説

小生瀬村
こなませむら

[現在地名]大子町小生瀬

生瀬盆地の南部に位置し、北は高柴たかしば村。「新編常陸国誌」に「白河文書ニ源義行ヨリ白河小峰ノ結城氏ヘ贈レル状ニ、生瀬三ケ村袋田被差進候云々トアリ、佐竹家士知行目録ニ永正二年二月〔判不知、姓不知〕、生瀬ノ内〔トノ内、平内、大テウ内、苗代田、中之内、内石井、与一内〕右七貫文分、白石吉郎トアリ」と記される。村の西寄りに陣場じんばの地があり、「常陸国北郡里程間数之記」に「永正七庚午大永六丙戌鎌倉ノ官軍宝泉寺ニ名残ノ辞世ヲ残シ此所ニ野陣スト云」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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