小目村(読み)おめむら

日本歴史地名大系 「小目村」の解説

小目村
おめむら

[現在地名]常陸太田市小目町

茂宮もみや川の沖積地帯の自然堤防上に立地し、北は亀作かめざく村・瀬谷せや村。太田村より石名坂いしなざか(現日立市)を経由して多賀郡に至る道筋にあたる。文禄四年(一五九五)七月一六日付の御蔵入目録(秋田県立図書館蔵)に「小目」、寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「小目村」とみえる。「新編常陸国誌」によると明和元年(一七六四)の戸数二〇八・人口七三二、文化二年(一八〇五)に一四三戸。天保一三年(一八四二)検地では田畠一五三町余、分米一千五八六石余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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