小笠原清信(読み)オガサワラ キヨノブ

20世紀日本人名事典 「小笠原清信」の解説

小笠原 清信
オガサワラ キヨノブ

昭和期の小笠原流弓馬術家 小笠原流弓馬術礼法教場30世宗家;日本古武道振興会会長。



生年
大正2(1913)年7月16日

没年
平成4(1992)年6月5日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部教育学科〔昭和13年〕卒

経歴
世襲の流儀を修める一方、学生時代はホッケー選手として活躍。昭和29年に流派継承、東京・世田谷の教場で指導にあたる一方、多くの神社において流鏑馬奉納。また、29年から53年まで明大文学部教授(教育心理学)を務めた。45年頃から演武主役長男清忠に譲るが、古流武術の保存、振興の全国組織のリーダーとして活動。「小笠原流入門」「弓道」など礼法、弓術、教育関係の著書も多い。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android