小紫苑(読み)こしおん

精選版 日本国語大辞典 「小紫苑」の意味・読み・例文・類語

こ‐しおん‥シヲン【小紫苑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キク科多年草「のこんぎく(野紺菊)」の変種。近畿以西の本州、四国、九州の谷川沿いに生える。高さ〇・五~一メートル。葉は互生し、茎の中程のものは長さ七~一〇センチメートル、幅一~一・五センチメートルの線状披針形で、茎の上部の葉は小さい。頭花は径二~二・五センチメートルで秋に茎の上部に少数集まって咲き、舌状花は白色、中心花は黄色。ほそばこんぎく。ひろはせんぼんぎく。
  3. 植物ひめしおん(姫紫苑)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「小紫苑」の解説

小紫苑 (コシオン・コジオン)

植物。キク科の多年草。ヒメシオン別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android