小脳半球(読み)ショウノウハンキュウ

デジタル大辞泉 「小脳半球」の意味・読み・例文・類語

しょうのう‐はんきゅう〔セウナウハンキウ〕【小脳半球】

小脳大部分を占める、左右半球手足運動調整に関与する。損傷を受けると、手や指で何かをしようとすると手指が震えたり、目標場所までうまく動かせない、などの障害が出る。→小脳虫部

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小脳半球の言及

【小脳】より

…小脳は運動中枢の一つであり,スポーツや楽器弾奏の練習など,いわゆる〈運動学習〉に重要な働きをすると考えられるが,自律神経機能の調節にも関与している(図2)。
[小脳の構造]
 小脳は外見上,正中部で前後に伸びる虫部vermisと,これから左右に翼のように張り出す小脳半球に分けられる。小脳半球の虫部寄りの部分は,外側部と区別して中間部と呼ばれる。…

※「小脳半球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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