小蛇目蝶(読み)こじゃのめ

精選版 日本国語大辞典 「小蛇目蝶」の意味・読み・例文・類語

こ‐じゃのめ【小蛇目蝶】

  1. 〘 名詞 〙 ジャノメチョウ科のチョウ。はねの開張約五センチメートル。はねは黒褐色で、前ばねに大小一個ずつ眼状紋があり、うしろばねには雌にだけ一個の小紋がある。ヒメジャノメに似ているが、はねの地色、特に裏面が濃い。幼虫チヂミザサススキなどの葉を食べる。本州以南、朝鮮半島分布平地から林間の湿ったところに多く、獣糞や果実を好み、ときには動物の死骸に来ることもある。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「小蛇目蝶」の解説

小蛇目蝶 (コジャノメ)

学名Mycalesis francisca
動物。ジャノメチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む