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小袖座 こそでざ

世界大百科事典 第2版の解説

こそでざ【小袖座】

中世のの一つ。京都の錦小路と室町の間にあり,祇園社神人の諸座のうちの一つであった。祇園社の座の中でも,堀川材木神人,綿座,柑類の座と並び,小袖座は中世のかなり早い時期に成立していたと思われる。小袖は鎌倉中期以後,男女ともに着用する衣服として大いに普及したから,生産量も多く,別あつらえのほかに既製品もあって,値段は〈町織物〉は3貫文余,〈北野物〉は2貫5,600文であるとされている。〈町織物〉を小袖座の製品とすると,北野社付属の小袖座があったことも考えられる。

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