小説の諸相(読み)ショウセツノショソウ

デジタル大辞泉 「小説の諸相」の意味・読み・例文・類語

しょうせつのしょそう〔セウセツのシヨサウ〕【小説の諸相】

《原題Aspects of the Novelフォースターによる評論集。1927年刊。ケンブリッジ大学トリニティーカレッジで行った講義内容をまとめたもの。トルストイプルーストなどの著名作家を例にとり、ストーリー、人物造形、プロットなどといった小説諸相を論じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小説の諸相の言及

【物語】より

…その特徴は,中心となる人物の行動を軸として,作品が始め,中間,終りからなる完結性をもつことであろう。イギリスの小説家E.M.フォースターが,〈小説のかなめは物語であり,物語とはできごとを時間順に語ったものである〉(《小説の諸相》1927)と述べているのも,これと似た考え方である。 こうした考え方は今日でも根強くあるが,その一方で,とくに1960年代以降,フランスの構造主義に属する人々によって推進されてきた物語研究の新しい動きがある。…

※「小説の諸相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む