小谷下村(読み)こやげむら

日本歴史地名大系 「小谷下村」の解説

小谷下村
こやげむら

[現在地名]豊根村古真立こまたて

大入おおにゆう川の支流古真立川の下流域にある。延宝六年(一六七八)検地では、田の反別はなく畑のみ一一町余である。なお同検地帳奥書には「そうれ切山七ケ所間袋・小谷下入相、但場広候故検地不仕候」とあり、焼畑七ヵ所は間袋まぶくらとの入会となっている。天保九年(一八三八)戸口は三九戸・一九〇人(北設楽郡史)。枝郷曾川の熊野そがわのくまの神社は明治四二年(一九〇九)小谷下の氏神尾山おやま神社を合祀した。熊野神社は間袋の氏神社であり、当社は小谷下・間袋共同で祭祀を行ってきた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android