薙鎌(読み)ナイガマ

デジタル大辞泉 「薙鎌」の意味・読み・例文・類語

ない‐がま【×薙鎌】

なぎがま」の音変化。
熊手、―、金撮棒かなさいばうを」〈虎寛狂・朝比奈

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精選版 日本国語大辞典 「薙鎌」の意味・読み・例文・類語

なぎ‐がま【薙鎌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物をなぎ切るための鎌。
    1. [初出の実例]「新宮造奉時行事并用物事。〈略〉奈岐鎌一柄」(出典:皇太神宮儀式帳(804))
  3. 鎌に長柄をつけて足などをなぎ切る武器
    1. [初出の実例]「郎等、下部まで熊手、薙鎌持ちて」(出典:源平盛衰記(14C前)三六)

ない‐がま【薙鎌・釤鎌】

  1. 〘 名詞 〙 「なぎがま(薙鎌)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「釤鎌(ないかま)、刀子各一枚」(出典延喜式(927)四)

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