小野子山(読み)おのこやま

日本歴史地名大系 「小野子山」の解説

小野子山
おのこやま

小野上村と吾妻あがつま高山たかやま村・中之条なかのじよう町のほぼ境界に位置し那須なす火山帯に属する。最高峰の小野子山(一二〇八メートル)をはじめ十二じゆうにヶ岳(一二〇〇・九メートル)なかノ岳などの峰が東西に連なり、三峰の頂上部はカルデラ地形を呈する。東隣の子持こもち山を女体山とするのに対し当山は男体山に擬せられ、山域一帯に十二山神の石宮が散在する。近世山麓は小野子村・村上むらかみ村、横堀よこぼり(現子持村)など周辺諸村の入会秣場となっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「小野子山」の解説

小野子山

(群馬県渋川市・吾妻郡高山村)
ぐんま百名山指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android