20世紀日本人名事典 「小野木学」の解説
小野木 学
オノギ ガク
昭和期の洋画家,版画家
- 生年
- 大正13(1924)年1月13日
- 没年
- 昭和51(1976)年8月24日
- 出生地
- 東京
- 主な受賞名〔年〕
- 自由美術展入選(第17回)〔昭和28年〕「民話」,シェル美術賞展入賞〔昭和33年 34年〕,リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展入賞〔昭和44年〕,小学館絵画賞〔昭和45年〕「絵本作品」
- 経歴
- 農林省大宮種畜場に勤め、かたわら油絵を独学。昭和28年第17回自由美術展で「民話」初入選以来多くの賞を受けた。29年「金曜会」入会、日本アンデパンダン展、現代日本美術展、朝日秀作美術展、東京国際版画ビエンナーレ展、安井賞展などに出品。初め表現主義とシュールレアリスムの傾向が強かったが、37年「風景」連作から瞑想的な画境を開拓。多くの絵本も手がけた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報