小野田宿(読み)おのだしゆく

日本歴史地名大系 「小野田宿」の解説

小野田宿
おのだしゆく

[現在地名]小野田町 上区・中区

軽井沢かるいざわ越出羽道の宿場で、長さ三町三間のかみ町、長さ三町三間の下町の二町と奥山氏の足軽町である長さ三町、家数九軒の鉄砲てつぽう町からなっていた。町屋敷七一軒のうち一一軒が沽却禿で、町の盛衰がしのばれる。黒川郡吉岡よしおか(現大和町)へ四里半、本荷一一三文・軽尻七四文・賃夫五七文、小泉こいずみ(現宮崎町)へ一八町、本荷一二文・軽尻八文・賃夫六文、原町はらまちへ三一町二〇間、本荷二二文・軽尻一四文・賃夫一一文、中新田なかにいだ(現中新田町)へ一里三一町一一間、本荷四七文・軽尻三一文・賃夫二四文であった(小野田本郷安永風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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