小野田町(読み)おのだまち

日本歴史地名大系 「小野田町」の解説

小野田町
おのだまち

面積:二二〇・八七平方キロ

鳴瀬なるせ川とその支流鹿又かのまた川・大滝おおたき川・青野あおの川の流域が町域で、そのため奥羽山脈によって形成される山形県境は南北に長く、東に行くにしたがって細長い三角形をなしている。北東部は鳴瀬川と川の複合扇状地水田が多いが、町域のほとんどは山林原野である。町域東端の鳴瀬川と田川の合流点が小野田町と宮崎みやざき町・中新田なかにいだ町・色麻しかま町の接点で、北東から北は宮崎町、南東から南は色麻町、西は奥羽山脈で山形県尾花沢おばなざわ市に接する。

小野田町
おのだちよう

[現在地名]岡山市清輝本町せいきほんまち

外堀南方旭川西にし川の間に位置する。東は細堀を隔て児島こじま町、南は小原おはら町、西は武家屋敷、北は瀬尾せのお町。寛永城下絵図には町名の記載はなく、慶安城下絵図では「七郎右衛門町」、延宝二年(一六七四)御触留(国富文書)では「七郎兵衛町」。同四年小野田町と改名された(「諸用留」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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