小野田新開作(読み)おのだしんかいさく

日本歴史地名大系 「小野田新開作」の解説

小野田新開作
おのだしんかいさく

[現在地名]小野田市大字小野田

西須恵にしすえ村の北部、小野田山の西沖に位置し、南は吉敷毛利氏造成のなか開作(慶応三年潮止)、北は東須恵村の目出めでに接する。萩藩直営の干拓地

慶応四年(一八六八)に設置された藩の石炭局が石炭を採掘するために計画した。明治二一年(一八八八)から西須恵村の戸長を勤めた掛部治助の覚書

<資料は省略されています>

とあり、採炭は上層部分のみで、その後東側丘陵の一番堤などの水源を利用して水田造成に変更した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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