小金井素子(読み)コガネイ モトコ

20世紀日本人名事典 「小金井素子」の解説

小金井 素子
コガネイ モトコ

大正・昭和期の歌人



生年
明治36(1903)年6月27日

没年
昭和15(1940)年7月13日

出生地
東京

学歴〔年〕
津田塾大学卒

経歴
大正5年頃から竹柏会に入り、活躍。15年歌集「窓」を「心の華叢書」の一として刊行した。また、昭和初期の婦人文芸誌「火の鳥」の同人として小説を発表したが、歌文とも充分な完成をみずに夭折した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小金井素子」の解説

小金井素子 こがねい-もとこ

1903-1940 大正-昭和時代前期の歌人。
明治36年6月27日生まれ。桑木厳翼長女森鴎外の甥(おい)小金井良一と結婚。竹柏会にはいり,佐佐木信綱に師事する。大正15年「窓」を刊行。また女性文芸誌「火の鳥」同人となり,小説も試作した。昭和15年7月13日死去。38歳。東京出身。女子英学塾(現津田塾大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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