小高林村(読み)こたかばやしむら

日本歴史地名大系 「小高林村」の解説

小高林村
こたかばやしむら

[現在地名]舘岩村小高林

介木生すけぎにゆう村の南、西根にしね川右岸の谷間にある。西は高畑たかはた峠を越えて大桃おおもも(現伊南村)に通じている。「会津風土記」に「小高森」とあるが、誤記と思われる。文化一五年(一八一八)の南山御蔵入領組村高帳では高一八石余。化政期の家数二〇。西根川に架かるくずれ橋の傍らに数丈の怪石があり、崩岩くずれいわ権現と称して崇敬されていた(新編会津風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android