小鷹狩(読み)コタカガリ

デジタル大辞泉 「小鷹狩」の意味・読み・例文・類語

こたか‐がり【小×鷹狩(り)】

小鷹を使って秋に行う鷹狩り。初鳥狩はつとがり 秋》「あさむつの橋に揃ふや―/涼菟」→大鷹おおたか狩り

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精選版 日本国語大辞典 「小鷹狩」の意味・読み・例文・類語

こたか‐がり【小鷹狩】

  1. 〘 名詞 〙 秋に行なう鷹狩り。小形の鷹を使って、主としてウズラヒバリスズメなどの小鳥をとる狩り。初鳥狩(はつとがり)。こたか。⇔大鷹狩。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「八月十余日のほどに、こたかかりのついでにおはしたり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習)

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