少数支配の鉄則(読み)しょうすうしはいのてっそく

百科事典マイペディアの解説

少数支配の鉄則【しょうすうしはいのてっそく】

政治において,支配権力を実質的に握るものは,集団や社会のたてまえのいかんを問わず常に少数の人間であるという理論。ミヘルスドイツ社会民主党の実態を研究した結果をこのように表現して後,一般化した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典内の少数支配の鉄則の言及

【寡頭制】より

…歴史的には,ルネサンス期のフィレンツェにおけるメディチ家の支配が名高いが,現実政治において,単一の支配者以外のすべての人々が政治権力から排除されることや,逆に,政治社会の構成員すべてが,政治決定に実質的に関与することはありえないとするならば,人類史上ほとんどすべての政治体制は寡頭制であるということもできよう。また,ドイツの社会学者ミヘルスRobert Michels(1876‐1936)は,国家に限らず,会社,政党など,あらゆる組織において,権力が少数者の手に集中していく傾向を描き出し,これを〈少数支配の鉄則〉と呼んでいる。政体【吉岡 知哉】。…

※「少数支配の鉄則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android