尺を枉げて尋を直ぶ(読み)シャクヲマゲテヒロヲノブ

デジタル大辞泉 「尺を枉げて尋を直ぶ」の意味・読み・例文・類語

しゃくげてひろ

《「孟子」滕文公下から》1尺を曲げてでも8尺をまっすぐにする意。大のためには小を犠牲にすることのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「尺を枉げて尋を直ぶ」の意味・読み・例文・類語

しゃく【尺】 を 枉(ま)げて尋(ひろ・じん)を直(の)

  1. ( 「孟子‐滕文公下」の「枉尺而直尋、宜若為也」から ) 短いものを縮めて、長いものをさらに伸ばす。小節を犠牲にして大義に従う。小利を捨てて大利を取る。
    1. [初出の実例]「孔子の儒道を行て尺をまげて尋をすくにせぬことをとかれたを」(出典:玉塵抄(1563)一六)

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