日本歴史地名大系 「尾末神社」の解説 尾末神社おずえじんじや 宮崎県:東臼杵郡門川町門川尾末村尾末神社[現在地名]門川町門川尾末五十鈴(いすず)川河口の一小島である浮島にある。祭神は菅原道真など七神。旧村社。もとは浮島(うきしま)天神と称していた(日向地誌)。長治元年(一一〇四)に京都から当地へ移り住んだ黒木主計頭重義がその守護神京都北野社の分霊を勧請したという。底筒男命・中筒男命・上筒男命の住吉三神は創建時に境内に祀ったと伝えられる。明治五年(一八七二)軻遇突智命の荒神社、事代主神の蛭子(えびす)神社、綿津見神の綿津見(わたつみ)神社を合祀し、尾末神社と改称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by