尾河台地遺跡(読み)おがわだいちいせき

日本歴史地名大系 「尾河台地遺跡」の解説

尾河台地遺跡
おがわだいちいせき

[現在地名]斜里郡斜里町字以久科北

斜里平野とオホーツク海を仕切るように東西に延びる海岸砂丘列の南端砂丘列上に立地。昭和五三年(一九七八)から同五七年の砂利採取工事に伴う緊急発掘調査により発見された続縄文時代の集落跡。四二軒の住居跡と一八基の墓壙を検出した。遺跡は大きく東側がA地区、西側がB地区として分けられ、このうち住居跡はA地区のうち、南端砂丘列から延びる標高三―八メートルの舌状砂丘部の南斜面に集中している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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