日本歴史地名大系 「尾駮村」の解説 尾駮村おぶちむら 青森県:上北郡六ヶ所村尾駮村[現在地名]六ヶ所村尾駮下北半島基部東岸にある尾駮沼の北に位置する。北は出戸(でと)村、南は鷹架(たかほこ)村、西は有戸(ありと)村(現野辺地町)に接し、北部を老部(おいべ)川が東流する。地名の初見は天暦五年(九五一)の「後撰集」にみえる「をぶち」が当地に比定されるとすれば最も古い。<資料は省略されています>平安期の「蜻蛉日記」にも「をぶち駒」とみえ、同末期の「後拾遺集」にも詠まれるをぶちの駒は、尾駮村辺りに比定されるをぶちの牧に推定される(→有戸野)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by