コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

尿素終末性 にょうそしゅうまつせいureotelicity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

尿素終末性
にょうそしゅうまつせい
ureotelicity

脊椎動物のうち,窒素排出の主要形態が尿素であるものをいう。哺乳類,水生の爬虫類 (カメ) ,無尾両生類 (カエル) ,軟骨魚類などがこれに属する。尿素中の窒素原子は,アンモニウムと炭酸ガスから合成されるカルバモイルリン酸と,アスパラギン酸のアミノ基に由来し,クレブスのオルニチン回路によって尿素へと合成される。合成場所は肝臓である。アンモニアがすみやかに尿素になってしまうことにより,有害なアンモニア (およびアンモニウム) の血中濃度が低く押えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

尿素終末性の関連キーワードクレプスの尿素サイクルアンモニア終末性

今日のキーワード

悪魔の証明

証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android