局促(読み)キョクソク

デジタル大辞泉 「局促」の意味・読み・例文・類語

きょく‐そく【局促/局趣】

[名](スル)かがまること。小さくちぢこまること。
[ト・タル][文][形動タリ]度量のきわめて小さいさま。
「あたかもわが―たるをあざけるに似たり」〈藤村・春〉

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精選版 日本国語大辞典 「局促」の意味・読み・例文・類語

きょく‐そく【局促・局趣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) ちぢまって小さくなること。かがまること。また、狭量でこせこせしているさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「杜詩は学び易からず。〈略〉七律は極めて学び難し。之を学べば、局促して伸ぶることを得ず」(出典:淡窓詩話(19C中)下)
    2. [その他の文献]〔史記‐灌夫伝〕

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普及版 字通 「局促」の読み・字形・画数・意味

【局促】きよくそく

身をかがめ屈する。〔抱朴子、崇教〕盈、日にに甚だし。~千門を以て局促と爲し、昆太液を以て淺陋と爲す。

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