居士衣(読み)こじえ

精選版 日本国語大辞典 「居士衣」の意味・読み・例文・類語

こじ‐え【居士衣】

〘名〙 隠遁者僧侶などが着る衣服。こじごろも。
浮世草子・俗つれづれ(1695)二「棕櫚竹(しゅろちく)の杖つき、居士衣(コシヘ)の紐を高くむすび」

こじ‐ごろも【居士衣】

※浮世草子・懐硯(1687)一「頭は霜を梳りて残切となし居士衣(コジコロモ)の袖を子細らしく」

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デジタル大辞泉 「居士衣」の意味・読み・例文・類語

こじ‐ごろも【居士衣】

こじえ(居士衣)

こじ‐え【居士衣】

隠者や僧侶などが着る衣服。居士ごろも。

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