居士衣(読み)コジゴロモ

精選版 日本国語大辞典 「居士衣」の意味・読み・例文・類語

こじ‐え【居士衣】

  1. 〘 名詞 〙 隠遁者、僧侶などが着る衣服。こじごろも。
    1. [初出の実例]「棕櫚竹(しゅろちく)の杖つき、居士衣(コシヘ)の紐を高くむすび」(出典浮世草子・俗つれづれ(1695)二)

こじ‐ごろも【居士衣】

  1. 〘 名詞 〙こじえ(居士衣)
    1. [初出の実例]「頭は霜を梳りて残切となし居士衣(コジコロモ)の袖を子細らしく」(出典:浮世草子・懐硯(1687)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む