屈抑(読み)くつよく

精選版 日本国語大辞典 「屈抑」の意味・読み・例文・類語

くつ‐よく【屈抑】

  1. 〘 名詞 〙 おさえつけること。また、おさえつけられた状態であること。抑圧
    1. [初出の実例]「我れ立法者に向ひ、この屈抑を伸理するを討(もと)めて当然なり」(出典自由之理(1872)〈中村正直訳〉四)
    2. [その他の文献]〔方孝儒‐窩記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「屈抑」の読み・字形・画数・意味

【屈抑】くつよく

抑圧して屈する。明・方孝孺〔窩記〕長孺、の張子布の輩、皆氣をひ自ら高くし、昌言倨色、少しも屈抑して以て當世に合ふを取らず。

字通「屈」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android