展読(読み)てんどく

精選版 日本国語大辞典 「展読」の意味・読み・例文・類語

てん‐どく【展読】

  1. 〘 名詞 〙 広げて読むこと。
    1. [初出の実例]「主夫人送る所の書簡を手にして、〈略〉展読し過す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「展読」の読み・字形・画数・意味

【展読】てんどく

披いて読む。宋・秦観〔傅彬老に答ふる簡〕函を發(ひら)きて展讀し、殆(ほとん)ど手を釋(お)く能はず。高風を欽想(きんさう)し、企系(きけい)をす。

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